◆愛媛 松山城址(U)◆ 休憩中に睡魔が襲ってきたが、夢にまで見た松山城をここで見逃してなるものかと気を奮い立てて、見学を再開しました。遠くに連立式天守閣が見えてきました。連立天守とは大天守と幾つかの小天守を多聞櫓で繋ぎ、最小単位の四角形の形に組みます。ちなみに姫路城と同じ城郭形式ですが、松山城の方が古い年代に造られています。

大休憩後、筒井門から本丸内へ入ります。
筒井門…正面から撮影。


門をくぐると緩やかな階段状のスロープで幅が広い。

太鼓櫓は東続櫓、巽櫓でひとつの防御単位で、高さ7mの石垣上に造られています。筒井門から本丸南腰郭に侵入してくる敵に備える要所です。
筒井門を通過して内から筒井門を撮影しました。


人と一緒に撮影して筒井門の大きさを見て下さい。

筒井門の隣に見えないように隠門があります。この門は石垣の陰に隠された埋門形式の櫓門で、ここから敵の背後に回ることができると云います。
隠門(重要文化財)と隠門続櫓(重要文化財)


渡塀には鉄砲狭間がありました。

本丸内は細長い敷地になっているが、元々二つの山のこぶの間を埋め立てて敷地を造ったと云います。このこぶの底部にあった水源から井戸を作ったため井戸の深さは44mと案内板に記してありました。
太鼓櫓と鉄砲狭間


深さ44mの井戸

本丸広場からの景観も松山市内が一望でき、快晴の中遠くまで見渡せました。
ベンチがあったが日差しが強く、休んでいる人は見かけませんでした。


馬具櫓

本丸広場の幅はあまりなく奥行きが結構ありました。
太鼓櫓と太鼓門方面から大天守(重要文化財)、小天守が遠望できます。


大天守(重要文化財)、小天守を本壇と呼ぶそうです。

 
大天守は三重三階地下一階の層塔型天守です。


紫竹門(重要文化財)乾櫓(重要文化財)野原櫓(重要文化財)の案内板。

太鼓門から本壇まで歩いてきました。これから本壇の中へ入ります。
高い城壁を誇る本壇(大天守、小天守)


紫竹門(重要文化財)の鉄砲狭間が正面に見えました。

紫竹門(重要文化財)
本壇に接して紫竹門および続塀があります。正面からの侵入に対し、乾門と東塀、西塀によって仕切ることで、本丸の搦手を防衛する重要な構えになっていました。

正面に大天守、左側に小天守が望めます。


筋鉄門と大天守を望みます。

筋鉄門
筋鉄門は櫓門で、連立式天守を守る重要な門で、この門の櫓は大天守と小天守の通路になっていて、上方から敵の正面を攻撃できるようになっていました。

小天守も大天守に劣らず立派なものでした。


一ノ門(重要文化財)と呼ばれる正面の入口です。

一ノ門と南櫓
(重要文化財)
一ノ門は天守に通じる本壇入口を守る門で、木割も大きく豪放な構えとなっています。形式は上方からの攻撃が容易な高麗門で、二ノ門との間は枡形という方形空間となっていて小天守、一ノ門南櫓、二ノ門南櫓、三ノ門南櫓の四方から攻撃できる様になっています。

一ノ門を入ると一ノ門南櫓(重要文化財)の内側が見れました。


一ノ門から小天守を望みます。


一ノ門(重要文化財)から小天守を望みます。


一ノ門南櫓(重要文化財)の鉄砲狭間。

 
本丸広場から本壇(大天守、小天守)へ来るまで重要文化財のオンパレードで、素晴らしい当時の建築様式に触れることができて嬉しい思いがしました。更にこの先の連立式天守の中に入るのが益々楽しみになってきました。


inserted by FC2 system